page6/9 「〜っはあぁ〜……」 自分でも信じられないくらいのため息に少し驚いてたら、亀がこっち見た。 「すげぇため息だったけど(笑)俺んとこまで息きたよ(笑)」 「っわりぃ。」 「赤西ってさぁ〜‥シャンプー何使ってんの?」 「はっ?」 「何となぁく気になって」 なんだよ、 そんな上目で見上げてくんなよ。 抱きしめたくなるからやめろっての。 「アッ…ア○エンス……」 「あっ当たった。」 「え?」 「この匂いぴぃと一緒なんだよねぇ〜」 ムカッ。 「へぇ。そうなんだ」 「あれ?知ってて使ってるのかと思った」 「知らねーよ……」 「ぇ‥ぁ…ごめん」 小さく呟いたはずだったんだけど、亀に聞こえたみたいで…。 「亀何のシャンプー使ってんの?」 「っえ」 亀の髪の毛を手に取って匂いをかぐ。 甘くて暈がするけど、なんか居心地いい。 このまま抱きしめて、キスして、ベッドに沈みたい……。 「っ赤西…?」 「ん…?っあぁ‥。マシоリ」 「当たり…」 「っ……;;」 なんか会話したいけど、微妙に強引にやったし… しばらく沈黙が続くと 「田口ぃー!」 「あっ呼ばれた。はいはぁ〜い!」 聖が田口を大声で呼んだ。 「あ゛っ!赤西俺の場所取ってんなよ!」 こっちにきた聖が俺に文句を言って来た。 「どこも一緒だろが(笑)」 「亀の隣は俺の場所なの!はい邪魔邪魔っ。」 そう言ってたたされてシッシと手で上田の隣にやられた。 . [*前へ][次へ#] |