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side K



この空間にいるのが、

KAT-TUNの中にいるのが

結成当初以来だ。

こんなに嫌だと感じるのは。



だから俺はさっさと身支度をすませて帰ろうとした。





なのに…





「ぁ、亀っ!」




呼び止められた。

赤西に。




「っ何…?」



早く用件を済ませたくて少し苛立った口調になってしまった。



「ぁの…あのさ……俺ん家来ない?」













へっ……?













「へっ?」



あまりの衝撃に心の声が出てしまった。



赤西の…

家?












『………ぴぃ?』

『…ごめん、キスしたいって言ったから…しちゃっ‥た……』

『ぅん…』













昨夜の出来事が、頭の中にフラッシュバックして、少し怖くなって断ろうとした。



だけど…



赤西があまりにも真剣な顔で俺をじっと見つめるから、断ることができなかった。



「…っいぃょ。」



そういうと、赤西は少しだけ安心したように見えた。



「っ‥じゃあ一緒帰ろう。ちょっと待って、俺着替えるから」



そういうと赤西は着替えを再開した。



何年ぶりだろう。

赤西の家に行くのは…。




.

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