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side J
「おいかぁーめ!(笑)」
今SIGNALのPV撮影中。
そしてメンバーで亀をいじりちゅう。
「おいかぁーめ!」
俺は調子に乗って連呼し続けてた。
「おぃかぁーめ!おぃかぁーめ!」
「もぉーっ…!……‥ゃめろよ…」
「え?(笑)」
「っなんかさ…‥その‥‥な‥とにっ…その//」
「え?」
「っだから!っす、好きな人にっそ、そんな連呼されたらっその‥‥‥」
「亀っ!」
「!?っなに///」
「好きだ…」
「へっ…?///」
そして
キス
Kiss
きすぅ〜
んむぅ〜…っ!
「……‥し・・・…ぁか‥し・・・赤西!!」
「っうん…?」
「うん?じゃないよ!次赤西だよ!」
「あぁ…」
なんだ、夢か。
どぉりであんなに素直で純粋なわけだ。
そう思いながら、軽く舌打ちしてセット入りした。
俺が亀を好きなんだと自覚しだしたのは、ごく最近のこと。
そう、
ぴぃと亀が急に仲良くなって、二人の距離が縮まったときぐらい。
修二と彰をきっかけに二人の距離が縮まってるのにイライラしてた。
俺はただ親友が取られたような感じがしているのだと思っていた。
だけど、俺らがデビューしたぐらいに、急に亀が俺によく話しかけるようになった。
すると、なんか心がホワァ〜ンってなって、心臓が重たくなって…。
うん…。
嬉しかった。
好きなんだ。
って…気付いちゃった。
最近オイシイ夢ばかり見ては、現実を見てため息。
そんな亀は知ってか知らずか、俺との距離を縮めてくる。
なんなんだよ、もう…。
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