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「…っん…?」
頭がボォ〜ッとしてる。
低血圧だからかな…
あれ…?
「ハヤ、ト…?」
ハヤトが俺の上にまたがってる…?
「ハヤッ…んっ」
唇を舌で舐められた。
ぼやけてハヤトがよく見えない…
「俺の本当の名前は、“仁”だ…」
「仁…?…っんぅ、んっ‥アゥッ、ふっ…ンッ‥チュッ…」
なんか、キスされてる?
舐められてるっていうのか?これは。
「…んっ‥じっんぅ、フッ‥むんっ‥ハァッ、…ハァッ…ッじ、ん‥?」
唇が離れたと思ったら、首筋や鎖骨にキスをしてきて、耳躱を甘噛みしてきた。
「んぁ…」
すると片方の手がスェットの下に入ってきて…
「あっ…!ゃ‥あぁっ…――んっ、‥はぁっ…」
「何…?自分以外の奴に触られて興奮してる?」
「違っ…っひぁ…―!や、んんっ‥ぁ、あっ‥‥」
「腰浮かせて…」
もう完全に頭が回らなくて、言われるままに腰を浮かせると、パンツとスェットを一気に脱がされた。
「……いただきまーす」
「っあぁ‥!ひぁっ、アッ‥んぅっ…!ゃ、やっ‥!もっ…あっ‥だ、め‥!」
「ひっへいいほ(イッていいよ)」
「あぁっ!しゃべっ…!んっんぅっ‥!イッ‥ク…!ッアァ……――!」
「ウワァァッ!!!!!!」
―ガバッ!
「ハァッ…ハァッ…っ夢…?」
起きると朝で、雀の鳴く閑かな音が聞こえる…。
俺は慌てて布団をめくったけど、下着もズボンもちゃんとはいていた。
「んなっ‥なんちゅー夢を…っ?」
横を見ると、ソファの側で寝ていたハヤトが、俺の隣で寝ていた。
「ごめんな、ハヤト…こんな夢…」
『俺の本当の名前は、“仁”だ…』
「……仁…」
何でこんな名前が出てきたんだろう…
仁?
仁??
「…ん゙〜…知らねぇ……あ゙━━━っ!!!!!!やっべ学校!!」
あと五分で講義始まるよ!
間に合わない!
「あ〜も〜!!!」
俺はバタバタと準備をしだした。
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