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あれから和也は怪我の手当てとか寝床を作ってくれた。


「多分骨にはヒビいってないから。軽い打撲程度だよ。2、3日もすれば腫れもひいて来るから。」


そう言って俺の頭を優しく撫でた。


「はぁ…お風呂入ろ…」


―パサッ…


「……っ!!!」


シャツの中に隠れていた和也の身体は、細くて、いい感じに筋肉付いてて、腰とか括れてて…


いろんな意味で美味そう…

って!
ちょっ!ちょちょ!
ここで脱ぐのかよ!

んなん理性もたないから!

って思ってたら、ジーンズのベルト緩めただけで、スッと脱衣所に行ってしまった。


「………ハァ…」


なんか、良かったような良くなかったような…


『スッゲー心臓バクバクしてっし…変な汗出てるし…』


とりあえず落ち着かせるために、和也がさっき作ってくれた寝床で寝ることにした。















「…はぁ…っ?」


お風呂からあがると、ハヤトはもう寝ていた。


俺の親父は日本じゃ結構有名な獣医で、小さい頃から兄貴達と一緒に診察のしかたとか親父に教えてもらってたから、ちょっとぐらいは分かる。

だけど、俺は親父の後継ぐ気なんてさらさらない。

そりゃ小さい頃は将来お父さんみたいな獣医さんになる!なーんて言ってたみたいだけど。

今雑誌の読者モデルとかしてるし、結構楽しいし。


「あ、そうだ。このレポート明日までなんだっけ。」


今日は徹夜だな〜なんて思いながら、まだ食べてなかった晩飯を食べた。




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あきゅろす。
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