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―パシャッ、パシャッ…


「あ〜も〜!今日の降水確立10%何て言ったの誰だよ!じゃじゃ降りじゃんか!昨日買って来たばっかなのにこのブーツ!高かったんだぞ!どーしてくれんだよォ…あ、この道確か近道だったっけ?」


そう思って俺はその裏道に反れた。


「……っ?犬…?」


反れた道に行くと、でっかい犬が道端で倒れてた。


「死んでんの…?」


でもよく見ると浅い呼吸を繰り返してる。


「ぁ…怪我してる…」


それにこんなところに放置していたら本当に死んでしまいそうだったから、服が汚れるのも構わず背中に背負った。


「おっも…;;俺ん家まで運ぶからな…?死ぬなよっ…」


それにしても、こんな毛並みでこんな顔した犬種初めて見たな…。

見た目は狼みたいなのに…

毛色が金髪と茶髪の間ぐらいで、毛並みは一本一本が割と長い。


そんなことを思いながら、俺の家まで連れて帰った。
















「……っ…ぅ゙?」

「ぁ…目ぇ覚めた…良かったァ〜」


目が覚めると、めっちゃ美人と目が合った。

やっべチョー可愛いんですけど。


俺は立ち上がってそいつの顔を触ろうと思ったんだけど…


『あ…、そういや俺狼のまんまだった』


だから俺はそいつに擦り寄ってみた。




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あきゅろす。
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