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おい、東条さんって誰だ。
『東条東条…女?男?』
和也が風呂に入る前、『あ、早くしないと東条さん来ちゃう』と言って忙しなく風呂に入った。
何故風呂に入る必要がある。
そんなに大事な客か?
何者なんだ東条って!
―ピーンポーン
「はぁい!じゃぁね、ハヤト。行ってくる。」
「クゥン」
―ガチャ
「やぁ、和也くん。さぁ行こうか?」
「はい」
え!男!?
やっぱり男!?
何このスマートなエリートな感じ!!
しかも何今の!
もしかして…
******
『やぁ、和也くん。さぁ行こうか?』
『はい』
そして超高級レストランにフレンチを食べに行き、そのあとは小洒落たバーでカクテルを飲んで、
『東条さん‥俺、酔ったかも…』
『近くのホテル予約してあるから、行こうか和也くん』
そして二人はめくるめく夜を…
******
ってんなこと誰が許すかァァ!!!!(だから考えすぎ)
「ガルルルル…」
「っ?ハヤト」
「っ?犬飼い始めたの?」
「あ、はい‥ハヤト、この人は俺のマネージャーだよ。」
え、マネージャー?
マネー‥ジャー…?
あ、あぁそ、そうっすか。
「いい番犬だね。」
「はいっ、ハヤト行ってくるね」
―ちゅっ
・・・
今、あの…
チュッて…
チュッて…
まぁじで!?
『和也っ!!……あれ?』
気が付けば
もう和也はいなかった。
『あ、てかマネージャーって…和也何のバイトしてんだ‥?』
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