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って!テレビつけっぱだァァァ!!!!

やべぇよやべぇよ!!

と、言う俺の想いとは裏腹に亀達はリビングに入っていってしまった。


―ガチャ


「え!?何コレ!テレビついてる!」

「は?マジ?」

『やっべどーしよーもうバレる…!』

「ドロボウ?…マジ?」

『ドロ、ボウ…?あっなんだ…よかった―って俺ドロボウかよ!』

「っ…でも、通帳とかお金とか、ブランドは盗まれてない…」

「じゃあストーカーじゃねぇの?」

「えっ、そんな…―っ!」


すると和也は思い出したように冷蔵庫に向かった。


「あ゙━━っ!!」

「っどした亀!」

『やべっもしかして…;;』

「やっぱり…朝半分かじってきたソーセージがなくなってる…」

「マジかよ…」

『いや…あの、それ俺がカジッた…;;』

「はっ、警察っ!」

「まって聖!」

「っなに」

「警察に言ったら大事になるから、まって。」

「っでも!俺今日バイトでいれないし、ぴぃだって」

「大丈夫!ストーカーったって多分女の子だろうし、俺男だよ?大丈夫だって!」

「っ…〜わかった…」


聖とかっていう奴は渋々そう言うと、ソファに腰をおろした。


『はぁ〜…警察よばれたらどーしよーかと思った;;』

「でも、ハヤトに何もされてなくてよかった…」

「そうだなって、ハヤトって名前?」

「うん。カッコ良くて強そうで、なんかそんな感じの名前が良いかなぁ〜って」

「へぇ〜、良い名前じゃん?」

『ダロ?(ニヤリ)』

「…でも、本当は“仁”って名前なのかもしれない」

「っ?なんで?」

『(ギックーン;;)』

「ん〜…、夢で言われた気がして…『俺の本当の名前は“仁”だ』って」

『え‥ゆめ…?…和也、夢だと思ってんだ…』

「ふぅ〜ん…」


するとしばらく聖は和也ん家にいて、バイトだからと言って帰ってった。

和也のことをずっと心配してて、バイト先に連れていくとか言ってたけど、和也は必死に大丈夫といっていた。

まぁ、ホントはストーカーなんていねぇし、そんなん俺がブッ飛ばしてるけど。
とにかく、聖が悪い奴じゃないことはわかって(むしろスゲー良い奴っていう…)良かった。


さぁ〜聖も消えて2人のラブラブタイムだー!!(違)




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あきゅろす。
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