眠れぬ夜
トイレ 2
不動の言葉は僕を打ちのめした。
体の震えが止まらない。
不動はそんな僕を見て何も思わないらしく、ズボンを脱がしにかかった。
僕は抵抗する力が湧いてこず、されるがままになっていた。
「最初から大人しくしてりゃあいいんだよ。煩わせやがって。ほら後ろ向け。」
僕は後ろに向かされて、直ぐに不動のペニスをお尻に挿入された。
「ああっ!いや、いたぁ・・い、止めてぇ!」
不動は構わず力任せにガンガン突いてきた。
「ん、んんん、ああぁ・・・はあ、あぁ!」
怒りが伝わってくる。
怒り?
どうして?
僕が何をしたんだ。
「ああああぁ!・・・フッん、んんん、はああぁ。」
痛くて堪らないのに、体の奥から何かが沸き上がってくる。
不動は体を震わせて僕の中に精液を吐き出した。
「あぁ、もう止めて、お願い・・・」
僕は嘆願したが不動の答えは、さっきよりも質量を増したペニスだった。
「ウッ、ウウウッ。」
僕はすすり泣きをし出した。
不動は僕の顎を掴み振り向かせた。
「気に入らねぇ。」
僕は泣くしか出来なかった。
その時、かすかに足音が聞こえた。
不動も気付いたらしい。
「おい、誰か近付いて来るぜ。声出さないようにしろよ。」
ニヤリと笑った。
僕は嫌な予感がした。
「あっ!ああぁ!」
不動は僕のペニスを扱き、煽りだした。僕の感じる所を触って快感が来るように絶妙なテクニックを披露する。
「あっ、んっ、あぁ、イ・イク・・・」
「鷺ノ宮、いい声で啼くのはいいが外の誰かに聞こえちまうぜ?」
「・・・ツ!」
僕は慌て口を手で抑えた。
それを見た不動は面白そうに口元を歪めた。そして激しく僕のペニスを扱いては射精させず、それの繰り返しで、僕は感じすぎて変になりそうだった。
「ふ、不動、もう・・・」
前と後ろの両方を攻められ、自分からも腰を振ってねだっていた。
不動も限界が近付いていたらしく、僕の腰を思いっきり突き刺した。
「ああああぁ!」
そして不動は僕のペニスを扱き出し、僕は絶頂を向かえて、束の間意識を手放した。
その間に不動は信じられない行為をした。
僕の中に放尿をしたのだ。それに僕は激しく嫌悪して、喚き散らした。
「いやあぁーー!嫌嫌いやああーー!やだぁー、やめてやめてぇー!不動、嫌だぁー!離してーー!」
そして僕は暗闇に堕ちた。
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