Dream Novel 30.世間一般に言う初デート シリウス「…ぅ〜…」(そわそわ) リーマス「パッドフットったら何そんなに落ち着かなくしてるんだい?」 ジェームス「何も言い給うな、ムーニー。我等が犬氏は、女神との初デートに緊張して落ち着かない次第なのだよ。」 リーマス「へぇ!アルテミスと! 彼女、ホグズミード行きで他の人との約束断ってたけど、この為だったのか。」 ジェームズ「そういう事さ。それでもって犬氏は朝っぱらから落ち着き無く緊張してる…と。」 リーマス「あはは、流石へたれ。(きっぱり)」 シリウス「…おぃ…?お前等黙ってりゃ好き勝手ほざきやがって…」 ピーター「それにしても、アルテミス、ちょっと遅くないかい?」 ジェームズ「これは、めかし込んでるのかもしれないぞ?良かったじゃないか、パッドフット。」 シリウス「…めかし…?!」(赤面) ピーター「…めかし込んだアルテミス…?…きっと綺麗なんだろうけど、想像出来ないのは何でだろう…?」 リーマス「…きっと、アルテミスがアルテミスである故に、だろうね。」 ジェームズ「いやいや、分からないよ?彼女、なんだかんだ言って他人の事気にする方だし、パッドフットに恥かかしちゃいけないって…」 リーマス「あぁ!それならありえるかも。まぁ、前向きに期待して良いんじゃないかな?パッドフット。」 シリウス「あ…あぁ…」 ―バタン。…コツコツコツ… ピーター「き…来た!」(何故かドキドキ) 懐「おはよう…悪い。待たせたな。」 ジェームズ「………ぅゎ」 リーマス「………ぁあ、なるほど」 ピーター「………(ほゎぁ…)」 シリウス「…………」 懐「……?…なんだ?お前等固まって。」(トレンチコート+タートルネック+タイトなパンツ+レザーブーツ/オール黒) 全「「「「(男前に)格好良ーっ!!」」」」 懐「ぁ?…あぁ…どぉも。」 ジェームズ「あぁ!全くしてやられたよ!!そうか!こっちで来たか!!」(爽笑) リーマス「確かにめかし込んではいるんだけどねー。」(朗笑) シリウス「…似合ってる…似合ってるけど…!!」(微妙にショックらしい。) ピーター「…あの…アルテミス…今日デートなんだよね?…えぇっと…服…」 懐「あぁ…そういう事か。…何言ってんだよ、ワームテール。」 ピーター「…ぇ?」 懐「俺がスカートやら、髪飾りやら、ひらひらブラウスやら、そんな可愛らしい女の子アイテム持ってるわけ無いだろ?」 全「「「「…なるほど。」」」」(妙に納得) ************************************************************************************************** 似合わない恰好なんてしたって公害になるだけだろ、と言いつつ、ただ自分が着たくないだけ。 いっつも一緒にいるからこそ、デートとか遅そうだよねって言う prev next [戻る] |