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クリスマス小説
4




そんな事をよく思うようになった。もうすぐあれから一年が経ちクリスマスイヴが来るというのに、相変わらず元彼女とは別れたままで、今じゃ一言も話さないし(まぁ違うクラスになったからという理由もあるけどもね)、




女子の心の声が聞こえてしまう俺は、男ばかりとつるむようになった。





教室にいるとクラスの女子の声が聞こえるので、



廊下で、友達と話していた






あー、
このままこんな生活を過ごすなら、もう彼女なんかいらねーなぁ。





そんな事を考えていたら
友達が、不思議そうに、

「悩み事か!?」


と聞いてきて、俺は曖昧に笑った。‥‥いっそこいつに全て吐き出せたら少しは楽になるのだろうか。




そんな事を考えたら、
甘い香がした。



横を見ると、廊下を学年一の美人、おまけに性格もかなり良いと評判な川崎さんが友達らしき人と笑顔で喋っている。




俺の友達が、
「川崎さん、綺麗だなー」と呟いた。



…確かに、こんな美人は、なかなかいないだろうな。





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あきゅろす。
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