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5000HIT企画小説
6








木下純子が来てからもう一週間が経とうとしていた。
俺は純子のことを純子ちゃんと呼んでいて、朝はじゅりと純子と未央と四人で、学校に向かっていた。ちなみに、チャリ通。

純子は自転車が乗れないらしく俺が高校に行く途中に純子達の中学があるから、中学まで自転車の後ろに乗せて送っていく。

じゅりは純子に相変わらず俺に気をつけろ!とか暗示でもかけるみたいに毎日言ってるらしいけど。




今日も純子を後ろに乗せて中学校の校舎近くに来たところで、おろした。ちなみに、じゅりと未央は今日は小テストがあるとかで先に行ってしまった。





「いつもいつも、
ありがとうございます」





純子が、自転車からおりて俺に向かってお辞儀をした。






「ぁあ、気にしないで。
そーそー今日の朝も、じゅりに言われた?」





「洋ちゃんは変態だって」







「変態かぁ。あいつすぐに俺を悪い奴にすんだよなぁ」





「でも、それは洋一さんをとっても好きだからですよね。



好きだから、誰にも渡したくないんですよね」






「うん」





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あきゅろす。
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