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5000HIT企画小説
3
「洋ちゃん、
洋ちゃんの妹が増えるよ」
と隣に住んでる幼なじみの木下じゅりに言われた。
そう言われたのが、高校3年の夏。
蝉が殻から脱出し終わり、
煩い音を奏で始めるそんな
ときだった。
そして中3だった彼女に
出会ったのもこの年。
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