[携帯モード] [URL送信]
優しい気遣い(我愛羅)


キーンコーン
カーンコーン


6時限目のチャイムが鳴り響き、生徒達は掃除の支度をはじめる。


鳴「キバ覚悟ォ!」


牙「なんのこれしき!」


馬鹿代表のナルトとキバは、ほうきでチャンバラを始めた。そんな2人を苦笑いで見つめるアリス。


『もー、2人共早く掃除しないと…』


アリスがいい終わる前にサクラが水をくみ終え、教室に戻り、ナルトとキバを見て一発かました。


桜「あんたら真面目に掃除せんかぁぁぁぁ!」


鳴「ぐはっ!」


牙「ぐほっ!」


サクラの一発で大人しくなった2人をサスケがズルズルと引きずり、廊下に出した。


佐「とっとと掃除しようぜ」


桜「えぇ、そうね。」


『サクラとサスケなかなかナイスコンビだね…;』


サスケと我愛羅がホコリを掃き、サクラとアリスが雑巾がけをする。


『雑巾がけって腰痛いからやだなぁ…』


アリスの言葉にサクラも賛同した。


桜「確かにいやよね〜」




そんなアリスを見た我愛羅はアリスの側にしゃがみ、無言でほうきと雑巾を取り替えた。


『え…?我愛羅…?』


きょとんとしたアリスをよそに、取り替えた雑巾で床を拭く我愛羅。


『…ふふっ…ありがとう我愛羅』


ニッコリ笑って礼をいうアリスに、我愛羅は少し顔を赤らめた。




(優しい気遣い)
こんな事、お前にしかしないからな…




【そんな我愛羅達を見たサクラは無言でサスケに雑巾を差し出した】


佐「…はぁ…わかったよ…」


桜「ありがと、サスケ君。」




 →

5/25ページ


第3回BLove小説漫画コンテスト開催中
[小説ナビ|小説大賞]
無料HPエムペ!