早起きは三文の得(デイダラ)
泥「…あれ…みんなは?うん」
土曜日の朝、リビングに降りて行ったが、アリス以外の人影がない。
『飛段とイタチは家に顔出しにいったよ』
泥「ふーん、じゃあ旦那は?うん」
デイダラの言葉にアリスはシュンっと暗くなった。
『サソリは学校いった…なんか職員室に用事があるんだって…帰るのは4時くらいっていってた…』
泥「へぇー。」
ん、まてよ…って事は今日はアリスと2人きり…?
泥「よっしゃー!!!!」
『Σな・なにいきなり…;』
あ…ヤバいヤバい;心の声がついでちまった。うん
泥「な・なんでもないぞ。うん;」
『変なデイダラ。あ、デイダラの分のご飯も持ってきてあげる』
そう笑ってキッチンに向かうアリス。
今日はアリスと一日中2人きり…。こんな日をどれだけ夢見たことか…うん。たまの休みに早起きしてよかった。
泥「…早起きは三文の得って本当だったんだな。うんうん」
『おまたせ。』
笑顔でご飯を運ぶアリスにありがとうと言って、2人でご飯を食べる。次の言葉はもちろん…
泥「今日2人きりだし、どっか遊びいかないかい?うん」
『行く行く!』
(早起きは三文の得)
今日は久しぶりにオイラが君を独り占め。うん
【午後4時過ぎ、帰宅したサソリはリビングに置かれた紙をみて、化石化した。】
サソリへ。
デイダラと2人でお出かけします。帰りはよる遅くになると思うので、ご飯はいらないです。
アリスより
蠍「デイダラの野郎…」
無論、帰宅したデイダラはサソリにボコボコにされました。
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