不安の中で(サソリ)
『サソリ…起きてる…?』
深夜2時、もう皆が寝静まっていると言う時間にアリス、部屋にやってきた。
蠍「ん…眠れないのか…?」
眠たい目をこすりながら、アリスをみる。
『うん…なんか眠れなくって…』
視線を斜め下に下ろし、苦笑いを浮かべる。
蠍「…おいで…」
大人しく、俺の側による彼女を抱きしめた。
蠍「大丈夫…」
『…うん…』
かすれた声で返事をし、ギュッと抱きしめかえしてくるアリスに、愛しさを感じた。
蠍「…」
『zzZ…』
俺の腕に収まりながら寝息を立てるアリス。
蠍「お前はもう…一人じゃねぇよ」
腕の中の愛しい人に微笑んで、目を閉じる
(不安の中で)
やっと見つけた光だと、君は俺に言った
【俺にとっちゃ君が不安の中で見つけた光だった…】
朝、中々おきてこないサソリをお越しに来たデイダラは、絶叫した。
泥「ギャァァァァァ!!!!なにしてんだ旦那ァァァァァァ!!!!」
蠍「…あぁ?うっせーんだよ!!馬鹿!」
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