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早く!(サソリ)
『サソリは?』


またこの質問か…うん


泥「任務。うん」


『デイちゃんはいるのに?』


泥「単独任務。うん」


『そっか…』


あ゛〜…暗くなるなよ…


泥「落ち込むなよ、じきに帰ってくるだろ。うん」


『いつ?』


泥「え゛?」


『いつ?いつ帰ってくるの?』


お前は子供か?一応16歳なんだから我が儘いうなっ!全く…旦那が甘やかして育てだからだ…


泥「わかんねー。うん」


『…役立たず…』


泥「旦那の真似はやめろ。うん」


間違いなく、旦那が悪い。言うことも旦那に似てきた。


『…チッ…』


泥「だから旦那の真似はやめなさい。うん」


『う゛〜…だって…』


はぁ…今度は激しく落ち込んだ。


泥「落ち込むなよ;じきに帰ってくるからさ!なっ!うん」


必死に慰めた。


『いつ?』


泥「…」


あぁ…旦那。早く帰ってきておくれ…。このままじゃ永遠にこの会話がつづきそうだ…うん


『…役立たず…』


あぁっ!本当に早く帰ってきておくれぇ!!!!!




(早く!)
頼むから、早く帰って来てこの子をなんとかしておくれ!うん



蠍「ただいま。アリス」


『サソリー!!!』


蠍「良い子にしてたか?」


『うんっ!でもデイちゃんがいじめた』


泥「嘘付け!うん」


蠍「ほう…デイダラ…貴様俺が手塩にかけて育てだ可愛い可愛いアリスに…」


泥「ち・ちがっ…なんもしてな…」


蠍「シネっ!」


泥「うぎゃぁぁぁぁ!!!」


前言撤回。二人共でていけ。うん




【やっぱり旦那が甘やかしたのがいけないんだ!うん】



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