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うん(デイダラ)

私の好きな人はとにかくうるっさい。

泥「うんうんうーん」


『…チッ…』


泥「え!?今舌打ちしたかい?うん」


『してないよ』


泥「そっか。うーんうんうんうーん」


うんうん、うるさい…


泥「うーん…うん」


『…』


泥「う…う〜んうんうん」


『…』


泥「うんうん」


粘土の芸術を見つめながらうんうんいってるデイダラに、次第にイラつき、文句を言おうとした瞬間ソファーでテレビを見ていた旦那がどなった。


蠍「だぁぁぁぁぁ!!!うんうん、うっせーんだよ!!!」


泥「う゛っ!なんだよ!別に自由だろ!うん」


蠍「さっきからうんうん唸りやがって!黙れ!静かにしろ!口を開くな!喋るな!息もすんな!角都に口を縫ってもらえ!いっそ、手の口も縫ってもらえ!」


『…旦那すげー…』


マシンガン並みの暴言で、デイダラを黙らせた旦那。すげー…。


泥「そこまでいわなくても…うん…」


あ…、またうんっていった


蠍「うんって言うなぁぁぁぁぁ!!!!!!!!」


泥「ギャァァァァ!うん」


蠍「だからうんって言うなぁぁぁぁぁ!!!!!!!!」



旦那の砂鉄をくらいながら、うんと言うデイダラ。


『…デイダラにとって、もはやうんは運命共同体なのね…』


旦那により、彼氏が殺されかけるなか、ぼーっとそんな事をかんがえていた。


泥「アリス!助けて!うん」


『私が旦那に勝てるわけないじゃない』


蠍「だからうんって言うんじゃねぇぇぇぇ!!!!」




(うん)
もはや運命共同体



【うんうんうるさいけど、結局好きだからいいや、うん。あ…うんがうつっちゃった…】



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