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小さな子


小さな女の子が暁に来た


『えっと、アリスです!よろしくお願いします』


瞳がキラキラした小さな小さな女の子


泥「よろしくな、うん」


蠍「手土産くれぇ持ってくんのが常識だろ…」


だ・旦那…こんな小さな子になに言ってんだよ;


『てみやげ?姉様それはなんですか?』


小「挨拶に行くときなどに持って行く物よ。別にそんなのいらないわ」


蠍「チッ…」


小「こんな小さな子に無理を言うのはやめろ。」


蠍「子供だからこそ、社会の常識を教えておくもんだろ」


泥「まあまあ;旦那そんな事言うなよ、うん」


『ごめんなさい。』


蠍「次からは気をつけろ」


『はい!』


泥「んで?この子にはどんな任務させるの?うん」


小「アカデミーレベルの忍術しかできないからな。これから立派な忍に育て上げる。」


泥「へぇ…」


小「ペインからの指令だ。お前達にアリスを任せる。」


泥「はぁ!?」


蠍「冗談じゃねぇ!!!」


小「命令は絶対だ。」


泥「いやいや;オイラ達が任務の日はどうするんだい?うん」




小「アリスも連れていけ、しかし、死なせたら…わかっているな?」


そういって、小南は部屋を後にした。


アリスを残して…


『よろしくお願いします!』


泥「ま・まじ?うん」


蠍「はぁ…まじ辞めたい…」


『ちょんまげさんの名前はなんですか?』


泥「ちょ・ちょんまげ!?…デイダラ…うん」


『デイダラさんですね。そっちのおじさんはなんですか?』


蠍「お・おじさんだぁ!?この糞ガキー!俺は永遠の16歳だぁぁぁ!!!」


泥「あ・暴れんなよ!;ヒルコ脱げばいいだろ!?うん」


蠍「チッ…」


旦那はヒルコを脱いだ。しかし、そんな旦那を見たアリスはキョトンとしながら、とんでもない事を抜かした。


『これ傀儡ですか!?』


蠍「ほぉ…傀儡知ってんのか?」


『はい。…で、名前はなんですか?おじさん。』


蠍「…」


泥「…」


蠍「ぶっ殺してやる!!!!!!!!!」


泥「わー!!!落ち着いて旦那!アリスから見たらオイラ達はおっさんだって;」


蠍「離せデイダラァァァァ!」


『元気がいいですね!』


そんなオイラ達を見てニコニコ笑う小さな子。


(小さな子)


これがオイラ達の始まり。



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