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2年共
萩村
「ネネ。」


「あっ、スズちゃん!
ちょうどいいところに!」

萩村
「どうしたの?」


「私ね、チョコ作るロボット試作してみたんだけど、これ食べてみてくれない?」

萩村
「へぇ〜。
よくできてる。
いいわよ。」


「津田君はまた今度ね。」

津田
「うん。
楽しみにしておくよ。」

萩村
「あ、おいしい。
ちょっと大人の味がしてて、私の口にもピッタリね。」


「あれ?
スズちゃんに渡したチョコ、間違えちゃったかな?」

萩村
「は・・・・?」


「媚薬入りのも作ったんだけど、ごちゃ混ぜにしちゃったかも。」

萩村
「何入れてくれてんだー!!」

津田
「え、それ、マズイんじゃないか?」


「美味しいよ。」

津田
「いや、味じゃなくて・・・・。
つか食ったのかよ。」


「え?
津田君的には、美味しい展開だと思ったんだけど・・・・。」

萩村
「もうちょっと真剣に答えろー!」


「そうだね、ごめん。
一度、保健室に行く?」

萩村
「とっ、とりあえず、生徒会室に戻ってから様子見る・・・・。」


「ちなみに、もう片方のチョコにはカラシが入ってるよ。」

萩村
「この際カラシでいいわ・・・・。」

津田
「芸人かよ。」


その後、スズちゃんは生徒会室でぐっすり寝たそうな。

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