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日常に潜む心の歩み@
コトミ
「会長!!」

天草
「きゃあっ!
な、なんだ、コトミか!
ビックリさせるな!」

コトミ
「あ、すいません!
ついつい・・・・。」

七条
「コトミちゃん、そんなに真剣な顔してどうしたの?」

コトミ
「みなさん、よく聞いてください・・・・。
私は明日、旅に出ることにしたのです!」

七条
「伝説のGスポットを持つ女性を探す旅?」

コトミ
「うおぉう!
それいいですねぇ!」

津田
「ちんぷんかんぷんな物語だぜ・・・・。」

萩村
「旅ってあんたねぇ、そう言って3日・・・・。
いや、あんたの場合日帰りになるのが関の山よ。
やめときなさい。」

コトミ
「うぅ、日帰りの計画バレてる・・・・。」

津田
「それじゃ旅なんて難しいんじゃないか?」

コトミ
「なっ、なんとかなると思います。
多分・・・・。」

天草
「で、結局日帰りで何の旅をするんだ?」

七条
「温泉旅行とか?
行きたいなぁ〜。」

津田
「もしかして、こないだテレビでやってたヤツ?
グルメ巡り。」

コトミ
「いや、それをどうしようか悩んでたからここに来たんじゃないですか。」

津田
「そんなんでよく旅立ち宣言したな!」

コトミ
「まぁまぁ。
でも、私は明日行くのです!
そこはブレません!」

津田
「いや、その前に明日台風なんだけど・・・・。」

コトミ
「エ!?」

七条
「・・・・。」

津田
「・・・・。」

萩村
「・・・・。」

コトミ
「あ、明後日、旅に出ることにしたのです。」

萩村
「先が思いやられるわ・・・・。」

天草
「コトミ、何で旅に出ようと思ったんだ?
それによって変わってくるだろう。」

コトミ
「えっと、なんて言うかこう・・・・、ビッグな出会いとか、色んなふれあいとか、感動とか、歩くこととか、してみたいなって思いまして!」

津田
「要するに気分です。」

コトミ
「ドキーッ!!」

萩村
「一言に込められた意味がすごい。」

天草
「むむむ、コトミよ。
気分じゃ旅は出来んぞ。」

萩村
「目的がなくちゃ意味がなくなっちゃうじゃない。」

七条
「ん〜、そうだね〜。」

コトミ
「あぁー!
私の味方がいないー!
タカ兄ぃ・・・・。」

津田
「な、なんだよ・・・・。」

コトミ
「じゃあ、一緒に行こ?
久しぶりに2人っきりで、あんなことやこんなことしよう?」

天草・七条・萩村
「!!」

津田
「あやふやな表現にするな!!」

天草
「津田、後で取調室に来い。」

津田
「コトミ、後でおしおきだ。」

コトミ
「あふん。」

天草
「そして、し、仕方ないからそれには私もイこう!」

七条
「私もイクッ!」

萩村
「な・・・・!
じゃ、じゃあ私も行きます!」

津田
「あれ、結局いつも通りじゃん・・・・。」

???
「甘いですね。」

コトミ
「な、何奴!?」

天草
「ウオミーじゃないか。」

魚見
「もう、シノっち。
登場前にバラすなんてマナー違反だよ。
目隠しプレイ中にどこ責めるか教えちゃうくらい、ダ〜メっ。」

天草
「くっ、すまない!」

津田
「くっ、場が荒れた!」

コトミ
「くっ・・・・、くっくっくっ・・・・。」

萩村
(ボケ思いついてないならやらなきゃいいのに・・・・。)




そんなこんなでコトミの旅の話は立ち消え、みんなで行き先を考え始めるのだった。



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あきゅろす。
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