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うたた寝の悲劇A
天草
「まったく。
なんだってあんな場所で寝ていたんだ。
しかもアリアのハンカチを枕に、幸せそうな顔をして!」

津田
「し、知りませんよ・・・・。
ね、寝てたんですから・・・・。」
(つか、あれだけ蹴っといて労りなしかよ・・・・。)
※タマがまだ痛い

萩村
「嘘つけ!
どう考えてもおかしいでしょ!
七条先輩のハンカチがどうやったらあんな風に下敷きになるのよ!」

津田
「だ、だから、知らないってば・・・・。」
※タマがまだ痛い

天草
「白状しろ!
さもなくばもう君に罵声を浴びせてやらないぞ?」

津田
「な、何の脅迫なんだよ・・・・。
脅迫に、なってないし・・・・。」
※タマがまだ痛いがツッコむ

天草
「じゃあ、コトミに津田の観察日記をつけさせよう。
逐一確認するぞ。」

津田
「脅迫レベル上がり・・・・!
すぎ、だろ・・・・。」
※タマがまだ痛いから後半失速

七条
「じゃあ、津田君はどこまで覚えてるの?」

津田
「普通に座って、本読んでて、そしたら、ね、眠くなったからうたた寝して、次気づいた時には、もう・・・・。」
※以下略

萩村
「っ〜〜!」

天草
「我々の下着が目の前にあったと言うことか・・・・。
どこの主人公なんだお前は・・・・。」

七条
「あぁ、私のピンク・・・・。
さっきから恥ずかしいことばっかりだよー。」

天草・萩村
「ハッ!!」

天草
「津田・・・・!
お前、アリアに関してはパンツどころか・・・・!」

萩村
「コノ・・・・!!」

津田
「い、いや、待って・・・・!
ちゃんと、はいてたから・・・・!」

七条
「もうお嫁に行けないなー・・・・。
この先どうすれば・・・・。」

津田
「勘違い、されるような、言い方をすんな・・・・!」

萩村
「はぁ・・・・。
奇跡だわ・・・・。
って、なんで奇跡なのよ・・・・。」

横島
「よっス!
あれ?」

天草
「あ、横島先生。
こんにちは。」

横島
「おっス。
って言うか津田、いつの間に起きたんだ?」

津田
「ね、寝てたの、知ってたんですか?」

横島
「おう。
机で苦しそうにうたた寝してたわよ。」

天草
「え・・・・。
じゃあ、津田が机で寝てたのは本当だったのか。」

七条
「どこでああなったのかな?」

横島
「もしかして、床に寝てたこと?」

萩村
「え、何故それを?」

横島
「津田を床に寝かせたのは私だからよ。」

津田
「は・・・・?」

横島
「苦しそうだったから、キモチイイ夢を見させてやろうと思ってね。
においで夢をコントロールできるって聞いたから、七条のイイにおいを嗅がせて、夢だけでもチェリー脱出させてやろうと思ったのよ!」

天草
「なんて迷惑な教師なんだ・・・・。」

萩村
「・・・・って、ちょっと待って!?
仮にそれで夢がコントロールできたとしたら・・・・。
津田、あんた、何の夢見てたの・・・・?」

津田
「え、えっ・・・・?」

天草
「ハッ!
もしかして、あの幸せそうな顔は・・・・。」

七条
「えっ・・・・?
えーっ!?」

津田
「い、いや、夢なんか、見てな・・・・。」

横島
「本当のこと言っちゃいなよー!
立派な大木育ててたくせにぃぃ!」

津田
「どこ見てんだー!!」

七条
「はわわわ・・・・。
私が、津田君と・・・・。」

天草
「・・・・・・・・。(唖然)」

萩村
「フン!!」

バシッ!

津田
「いったぁぁ!」

七条
「津田君!
夢の中の私に何をしたの!?」

天草
「横島先生、寝言は言ってましたか・・・・?」

横島
「柔らかいとか、もっと!とかなんとか。」

七条
「そんな・・・・。
ダメよ、津田君・・・・。」

津田
「嘘だ・・・・!!
ろ・・・・。」

萩村
「デイヤァァァァア!!」

バシバシバシーッ!!

津田
「いったぁぁぁ!!」

七条
「ハァ、ハァ・・・・。
もう耐えきれないよー!!」
↑トイレへGO!

天草
「アリアー!!」

津田
「もう・・・・、学校、では・・・・。
寝・・・・、ない・・・・。」

横島
「寝てんぞー。
・・・・ん?
津田?」

津田
「・・・・・・・・。」

天草
「あれ?」

横島
「おい、津田を保健室に運ぼうか・・・・。」





その後、タマはなんとか持ちこたえて無事治り、おまけに津田の居眠り癖も直ったらしい。


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