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欲情乙女
3日目。
午後には勉強をするが、午前はおでかけをすることに。
駅前から、街日の方向へ歩いていく。




コトミ
「会長ー。」

天草
「ん?」

コトミ
「昨日、タカ兄と何してたんですか?」

天草
「えっ!?
い、いや、何も?」

七条
「風呂上がったらシノちゃん起きてて、おかしいなぁって思ってたんだけど、そう言うことだったのね。」

萩村
「え。」

天草
「ちっ、違う!
そんなことしてない!」

魚見
「そんなことって、どんなことかな〜?」

七条
「はっきり言ってくれないと分からないよ〜?」

天草
「膜はまだある!
だから、あれは健全な行いだ!」

津田
「何かしらあった風に言うな!」

コトミ
「でもタカ兄、どうして部屋にいたの?」

津田
「いや、暇だったし、起きてるかちょっと様子見に行こうかと思って。」

萩村
「ふつう寝てる乙女の部屋に侵入する!?」

津田
「すいません。」

七条
「まぁまぁ。
男の子だし、襲いたくなることもあるんじゃない?」

津田
「あんたが思ってるほど俺はけだものではない。」

萩村
「で。
何してたの?」

魚見
「フフフ。
そんなに気になるんですか?」

萩村
「いや、別にそんなんじゃありません。」

魚見
「フフフ。
スズポンは可愛いですね。」

萩村
「顔近いんで離れてください。
で?」

魚見
(あ、尚も聞くんだ。)

津田
「いや、会長が寝ぼけてただけだし…。」

天草
「コラ!
言うんじゃない!」

コトミ
「え!?
寝ぼけてタカ兄のアソコ握ったんですか!?」

天草
「もう少し上手い解釈をするように。」

魚見
「じゃあ、タカ君の前であんなことしちゃったとか!?」

七条
「まさかそのどっちも!?」

天草
「お前ら!
私をなんだと思ってるんだー!」

コトミ・魚見・七条
「欲求不満の生徒会長?」

天草
「ひぐぅ!
何も言い返せない!」

津田・萩村
「言い返せ!」

コトミ
「ひとまず、タカ兄に会長が抱きついてるのは見たんですけど。」

萩村
「ハァァ!?
ちょっとアンタ!」

津田
「俺!?」

天草
「あっ、あれはだなぁ…。
し、仕方ない…。
恥ずかしいが、話すしかないようだ…。」

七条
「わくわく。」

魚見
「ドキドキ。」

天草
「まぁあれだ…。
かくかくしこしこ四角いバイブということだ。」

津田
「えっ、そんなんあるの?」

萩村
「知るか!
私に聞くんじゃない!」

魚見
「なんて可愛らしい。
やっぱり、シノっちは乙女ですね。」

天草
「あー、何も聞こえないー。」

七条
「欲情乙女?」

天草
「コラ。」

魚見
「あ、聞こえてる。」

天草
「はっ!
ハメたな!?」

津田
「街日って、こんなに遠い道のりだったっけ…。」




すぐ着くよ。



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