指導しなきゃね！
津田
「ただいまー。」
萩村
「おかえり。」
魚見
「ただいま、スズポン。」
ギュッ
萩村
「あ、あの…。」
魚見
「タカ君にいじめられました。
フーンだ。」
萩村
「え。」
津田
「いじめてないから、いじけないで。」
七条
「おかえりー。
津田君、お姉ちゃんをいじめちゃダメだぞ。」
魚見
「そーだそーだ。」
萩村
「いいから拘束を解いて…。」
津田
「え、いや、いじめてませんって！
俺がいついじめたんですか！？」
魚見
「ぷーい。」
津田
「…。」
七条
「津田君は、いじめられる立場でしょ。」
魚見
「そーだそーだ。」
津田
「俺こそいじけたい…。」
魚見
「ふぅ…。
タカ君は仕方ないですね。」
萩村
「何があったんですか？」
魚見
「タカ君の言動に、もてあそばれました。
畑さんがかくかくしかじか。」
七条
「あー。」
津田
「いや、背後にふとオーラを感じたもので…。」
萩村
「もう、どうして津田はこうかねぇ…。」
津田
「すいません。」
魚見
「タカ君を教育するにはどうすればいいのかしら？」
七条
「それは決まってるよ。
責めて責めて、目覚めさせ！」
津田
「指導方針変えてもらえませんか？」
ガチャっ
出島
「失礼します。
おかえりなさいませ。
お食事に関して、お伝えしに参りました。
ところで、このパターンの登場はくどいですか？」
萩村
「確かにそろそろ…。」
七条
「食事の準備、できたの？」
出島
「申し訳ございません。
本日、来客の方に急遽お召し物を提供することになり、キッチンが使えなくなってしまいました。
ですので、あと。もう1時間お待ちください。」
七条
「あら大変。」
魚見
「仕方ありませんよ。
では、私達は先に風呂入りましょう。」
出島
「そう言うと思いまして、ご用意しております。
どうぞ。」
七条
「さすが出島さんね。
でも、残り湯の飲みすぎには注意だよ？」
出島
「気を付けます。」
萩村
「ヨダレ垂らすな！」
津田
（風呂に欲望を持ち込むな。
とは言いづらい…。）
女共はお風呂に行きます。
が、視点は津田君です。
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