素直な気持ち 22 蛇足解説
＜＊＜あとがき＞＊＞
――という名の…超蛇足解説
何時もとは、違うスタート＆切り口の、雲雀さん夢でしたが、如何でしたか？
両想いの状態の筈でも、時々、すれ違いってありますよね…。
でも、それは…お互いの言葉が少し足りないとか、
思い遣りが少し足りないとか…
“自分の事ばかり考えてる”
…自己中な発想から来ている事が多いと思います。
この夢の2人も…そうです。
お互いに、好きな気持ちは変わらない筈なのに…
何時の間にか、自分視点の…
“相手の気持ちを考えない行動や言葉”になってて、余裕がない状態。
単なる我が儘というより、
『お互いの存在に慣れる事による、油断』
…とも言える状態だと思うのですが、
気に病んでる内容は、本当に些細な事だったりします。
でも、恋をしている当人にとっては、
その些細な事が重大事項にも感じられる訳で…
ドツボに嵌るという…悪循環。
今回は、若菜が素直に
過去や、自分自身の心を振り返って、反省した内容を勇気を持って…
雲雀さんに伝えた事で…最終的に好転しましたが、
これが、お互いに頑固だと…考えたら怖いですね(^_^;)
と、いう事で
「素直な気持ち」を正直に現す事って…大事な事だと思います。
ただし…素直に言うのは愚痴ではなく
『感謝の気持ち、有難うの気持ち』の方ですが…。
★もうひとつ、ポイントだと思っているのは…
『相手の気持ちを考えて、相手の為に…という発想をする』
って事だと思います。
自分本位な、我が儘がダメなのは、当然なのですが、
それだけでは…イマイチ積極性が足りない…
『自分に何かをして欲しい』」と相手に何かを求めるのではなく、
全く逆の…
『何かしてあげられないか』
という発想や想い…が
“お互いに幸せになれる考え方”かな？と思っています。
この話の若菜は…
『仕事の手伝いは無理そうだけど、雲雀さんの事をずっと大好きでいよう！』
と考え、
雲雀さんは
『たまには 若菜の喜ぶ事をしてあげよう』と
…お互いに相手に何かしてあげる事を、考えています。
この状態って、お互いにとても幸せな状態だと思うのです。
この気持ちを、お互いに忘れない限り…
ずっと上手く行くのではないかな？…と思っています♪
『相手に…何かしてあげられないかと考える』
って、例えば…
「美味しいお料理作って、喜んで食べて貰おう」とか
「この人が、喜ぶような絵を書いてあげよう」とか…
何でも良いですが、誰かが喜んでくれる事を想像しながら…
何かを嬉々としてする事。…ですね。
…此処でのポイントは、
『自分を褒めて貰おうとか、思わない事』でしょうか。
『自分にリターンが来る事を期待しない』…という事でもありますね。
ただ、相手に喜んで貰えたら…
それで良しという気持ちが重要ポイントだと思います。
だって、見返りを期待して…
“期待通りのモノ”が帰って来ないと哀しくなって、不幸になりそうですので。
最初から、そんなモノは全く期待しないで…。
もし、褒められたり、リターンがあったら…ラッキー♪
っと思うぐらいでいれば…、幸せな気持ちのまま…いられますよね？
もし、相手に何か見返りを求めると…、
このお話の最初の彼女のように…不満が溜って…と、
同じ事の繰り返しになってしまいます。
最初は、相手の為を想っていた筈が、
――いつの間にか“自分の満足を求める心”にスリ変わったら…
不幸の始まり？(；一_一)
――偉そうに書いてる私も、
実際…よくある事だし、よく嵌る罠なのですけど(苦笑)
★ついつい…
余計な事まで…長々と書いてしましました…(^_^;)
…今回は2人の心理描写を
いつもより濃く(しつこく？)書いた作品なので、
解説的な後書きも…いつもより濃いめの内容にしてみました。
★次のページは、＜おまけ会話＞です♪
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