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素直な気持ち 21 裏設定


<<おまけの裏設定>> 


いつも鉄壁の守りで、
応接室へ通じる通路を監視している、風紀委員達…。
(また、変な赤ん坊とか草食動物達が来て暴れたら…)
(後の掃除も大変ですし?笑)

なのに――、どうして今日は居なかったのでしょう?


いえいえ、実は、彼らはちゃんと校内に居ました。


何時も通りに…校内の見廻りをした、1人の風紀委員が…
彼女がひとり教室に残っている事を、草壁に報告し、
…勘の良い草壁が、
((もしかして、彼女は委員長に会いに応接室に行きたいのでは?))
と、気付いたのです。



草壁は、先週のある日から…
雲雀さんが苛々している事には、当然、気が付いていましたし、
彼女が来ないので、代わりにお茶を出して、
…挙句にマズイ!と怒られ…
トンファーが飛んで来る仕打ちを受けていたので…((酷
委員長の機嫌の悪い原因は、
急に応接室に来なくなった、彼女であろうと推測していたのです。


なので緊急に風紀委員達に連絡をし、
彼女が応接室に行く素振りを見せたら、

『決して邪魔をせず、一般生徒にも先生にも邪魔させず、』
『自分達は姿を隠して…無事に応接室に無事に行けるように、するべし!』

と…密かな指令を出していたのです♪



…そのお陰で、
やっと決心のついた若菜は、途中で誰にも邪魔される事なく、
スムーズに、応接室に辿り着きました。

う〜ん、グッジョブ!草壁!
…委員長想いの部下が居て、良かったですね!雲雀さん♪







☆――あと、草壁の名誉の為に、追加の補足です。

草壁が入れたお茶がマズイ!と…雲雀さんに言われていますが…、
…実は草壁はお茶入れは上手な方なのです。

だって、若菜と雲雀さんが付き合う前まで、
毎日お茶を入れて出してたのは…草壁だし…
トンファーが飛んで来ないように、
必死に雲雀さん好みのお茶を研究もしてたりする程ですし?(・・;)


…えっ?話と違いますよね?と思われた
…そこの貴女様♪
だってね…『雲雀さんにとって』は
『若菜の入れたお茶こそが、最高で美味しい』のですよ…

おまけに、このお話の時の雲雀さんは、若菜が来なくなって
苛々が最高潮でしたので…
彼女以外の誰がお茶を入れても…きっと同じように感じたと思います…。

――と、いう事で…草壁は、
とばっちりを受けたダケ…という
可哀想な役回りなのでした…(^^;






★尚、雲雀さんがツンの人で素直でないのは…標準仕様。
…だと…私は思っています。

特に最初の独白を読むと、
この雲雀さん冷たいよね?と、そう思うのですが…
毎日、超忙しい彼にしたら、
余計な事で自分を煩わしい事に巻き込まないでくれ!という感じ?

プライドの高いツンで素直でない雲雀さんが、
超忙しくて、心に余裕が無ければ…
あんな感じだろうな…と、私なりの解釈です…。










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