異常事態 5 ボンゴレの皆さんが、 “お祝いに来る”との連絡があった事を恭さんに告げても… 「そんな必要はない。」 と、嫌がったが…、 隣でマリィさんが恭さんを説得してくれて、助かった…。 やはり、彼女以外の人と群れるのは嫌らしい。 恭さんにとっては、 ――彼女だけが“特別に群れも良い相手”なのだ。 時刻になり、出迎えの為ボンゴレアジトと、 風紀財団のアジトを繋ぐゲートまで迎えに行った。 哲「本日は、わざわざ有難うございます。」 ツナ「あ、…急に…押し掛けてすみません。…ヒバリさん、怒ってないですか?」 哲「……たぶん、……大丈夫だと思います。」 ツナ「良かった…。ホントはオレ1人で来るつもりだったけど」 「…皆も行きたいって言うから…」 そう言いつつ、沢田さんが… 一緒に居るメンバーをチラッと見る…。 了平「ヒバリが、どんな嫁を連れて来たのか、極限に見たいからなっ!」 獄寺「ちげーだろっ!芝生頭!ヒバリは一応、ボンゴレ10代目の守護者ってコトになってんだっ!」 「10代目にそいつを紹介する必要があるだろーが!」 「ま…オレは、10代目の護衛で付いてくんだけどな。」 山本「ははっ!あのヒバリにプロポーズさせるなんて、一体どんな奴か楽しみだなっ!」 骸「――全くです。妻と一緒に過ごす雲雀恭弥など、想像もできません。」 「…どんな女性なのか…気になりますね。…クフフ。」 ディーノ「ま、こんな所で立ち話してても、草壁が困るし、早く恭弥のトコに行こうぜっ!」 リボーン「そうだぞ。…ほら、ダメツナッ! さっさと行くぞっ!」 ……ドカッ!!…… ツナ「痛てっ!…リボーン! いちいち蹴るなよっ!!」 ツナ (ったく…何処から聞きつけたのか…) (何時の間にか…ディーノさんや骸までいるし…) (ホントに、こんなに大勢で行っても、大丈夫なのかな?) …((溜め息))… [*前へ][次へ#] [戻る] |