家族模様 1
※ご注意
この大人雲雀夢SS 『家族模様(かぞくもよう)』 は、これより前にUPした、
夢小説の『時を重ねて』・『母親な彼女』・『名は体を表す?』
…の続編(シリーズ物)です。
このお話だけでも、意味は解ると思いますが、
出来れば、先に『時を重ねて』・『母親な彼女』・『名は体を表す?』
…をお読み頂くと、尚良いと思います。
★以下、本編が始まります★
+++++++++++++++++++
++(前日の夜)++
「…優子、明日は仕事に行くから。」
「え? あの…明日はお休みではないのですか?」
「今、色々と忙しいんだ…、明日は休めないよ。」
「…そうですか。」
「何かあるの?」
「いえ、特に何もありません。」
「そう。…明日の朝は早いから宜しく。」
「はい、分りました。」
相変わらず忙しそうな夫の…
遠ざかりつつある黒い背中を見て、小さくコッソリ…溜め息を付く。
私の夫である雲雀恭弥という人は、
複数の会社を同時に経営しているだけでなく、
大好きな並盛の風紀も守る存在…
「並盛の秩序」としての“お仕事”もある…
超!多忙な人である事は、充分過ぎる程に理解しているけれど…
それにしても…大変そうですね…
と、そんな事を思った…。
+++++++++++++
そんな訳で…翌日。
本来、休日である筈の今日…
夫は早朝から仕事に出掛けてしまい留守だ…
子供達3人と、和やかで楽しい時を過ごしている。
恭弥さんが留守で居ない休日は…子供達が良く絡んで来る。
父親がいると、遠慮をするからか…
または、あまり接触したくないからか…
各自の部屋から出て来ない事が多い。
または食事をした後に、
スグに何処かに出掛けてしまい、夕方まで帰宅しない日が多い。
でも今日は…
朝早くに恭弥さんが出掛けたのを知っているからか…
朝食の時にダイニングルームに集まって、
ワイワイお食事をした、そのままの流れで…
リビングで全員一緒に過ごしている。
[次へ#]
[戻る]
[小説ナビ|小説大賞]
無料HPエムペ!