母親な彼女 15 おまけ会話
★おまけ会話★
……その日の、夜……
さぁ、今夜は『本当に』ゆっくり休めそうね!
と思いつつ…
…寝ようとしたら…
隣から聞こえてきた…
小さな…『コンッ』…
ん? …あれ?
…今のは???
と、思っていると…再び…
『コンッ!』
(!!?)
「…恭弥さん?…もしかして、風邪…ですか?」
「………。」
「ちょっと、喉が荒れているだけだよ……ケホッ…」
「…あの、もしかして…うつった、とか?」
「…違うよ…。僕は、風邪なんか引かないよ。」
「…喉が、少し痛いだけだ…。…コンッ…」
(喉が痛い=風邪、なのでは?)
(今回、流行りの風邪は、咳が痛くなり、その後に熱が出るタイプだし)
(…これは…ιι)
「あの、…喉の痛みに効くお薬、飲みますか?」
(ホントは風邪薬)
「…うん、一応、貰おうか。」
「…風邪じゃないけどね…なぜか喉が痛いからね…」
「……ιι」
・・・・・・・・
・・・・・
・・
+++++++++++++
……翌朝……
結局、高熱が出て、
寝こんだ夫の看病をする事になった優子さん…ιι
(こんな事になるんだったら…)
(真衣の看病を、交代して貰わなければ良かったかも…)
(恭弥さん、自分は絶対に風邪ひかない!!って言ってるけど、数年に一度…罹るのよね…)
(滅多に病気にならないけど、)
(…なると酷いから…子供達以上に看病が大変だわ…我が儘言うしι)
(…でも何時もなら病気になると不貞腐れて機嫌が悪いのに…)
(今回は…何故か機嫌が良いみたい…どうしたのかな?)
一方、雲雀さんは…
(僕とした事が…、どうして風邪なんかに罹るかな?)
(きっと、疲れていた所に…無理して、子供の看病なんかしたからだろうな。)
(ま、今回は仕方ない…うん。)
(僕が珍しく高熱を出したから、優子は少々慌てているな…)
(数日間、僕を構わなかった分…しっかり看病して貰うとするか…♪)
(…ふふんっ…)
(そう簡単に、君達に優子(母親)は渡さないよ…思い知ったかい?)
++++++++++++++++++
…なんて事を考えている為、
機嫌良さそうに見える雲雀さんでした!(苦笑)
早く治して…
何時もの元気一杯な雲雀一家になりますように♪
+++++++
こんな後書きと、おまけの会話まで、
最後の最後までお読み頂き…有難うございました。
管理人
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