名は体を表す? 9 まだまだ、とても父さんには勝てないけど… 僕だって…実はそこそこ強いし… 中学生になり、父さんと同じ事をしようと思えば…きっと出来る。 父さんは風紀委員長になり学校を実行支配してたようだけど… それも哲さんや一部の風紀委員達は、 父さんの事を崇拝してて従ってたらしいけど 他の一般生徒や教師達に対しては… 要するに力(権力)をバックにして見せて… 黙らせていたというか? …きっと、そんな感じなのだろう。 まぁ僕だって、その気になれば―― …恐らく同じ事が出来ると思うんだ。 自力でも出来ると思うけどね… もっと簡単に出来る方法もある。 それこそ… 『あの雲雀恭弥の息子』 …という立場を最大限に利用すれば… 学校の先生達を初めとし、関係各所の大人達等を、 黙って…僕に従わせる事は簡単だと思う。 だって…父さんの怒りを買えば… 並盛には住めなくなるし、並盛で仕事も出来なくなるからね… そんなリスクを背負ってまで… 僕に反抗する人なんて、きっといないだろう。 [*前へ][次へ#] [戻る] |