異次元逢瀬 6
「そして、ココは四次元だと、先ほど説明しましたが…」
「この場所は…僕の、精神世界でもあります。」
「…はい?…」
「ココは、あの世の天国や地獄と言われる世界と、同じ四次元ですが…。」
「この四次元というのは、とても広大な世界でしてね…」
「天国でも地獄でもない、こんな場所もあって…」
「その一部が『僕の精神と繋がっている』っていう事なんですよ。」
「…理解できましたか?」
にっこり微笑みながら、聞かれたけど…。
「……はい??」
一生懸命に、説明してくれたのに悪いけど…
えっと、どういう意味かイマイチ不明。
解ったような…解らないような…。
「???」
…はてなを、一杯飛ばしてたら…。
苦笑した骸さんが…
「取り敢えず、ココが貴女の世界である三次元でもなく…」
「貴女が知ってる、二次元の僕の世界でもない…別の世界だと、理解して下さい。」
…それなら、解る気がする。
「はい、解りました。」
「…あたしの世界でも、漫画の世界でも…ないんですね?」
「…そうです。理解して頂けたようですね。」
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