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異次元逢瀬 10




ドキドキし過ぎて
頭もボーとしてた所へ、声を掛けられた。



「…真奈美…、少し散歩でもしませんか?」
「僕の精神世界を、案内してあげましょう。」



「……あ……。」
「…はい、有難うございます。」







骸さんと並んで、この美しい世界をゆっくりと散歩した。

…あぁ、夢のような時間だ!!

(いや、夢だけど、でも夢じゃないんだよね?)
(…もう!何でもいいやっ!)







「真奈美…、この蓮の花、見覚えはありませんか?」



「あ…、コレ…」
「骸さんが幻術を使う時に、出てくる蓮の花と同じ…?」



「そうですよ。良く覚えていますね。」



「だって、あたしは骸さんの大ファンですし?」
「骸さんの出る場面はみんな記憶してます!」



「クフフ…、そうですか 嬉しい事を言ってくれますね…。」








「所で真奈美…」
「僕の事を本で読んだという事ですが、どんな内容なのですか?」



「えっ、…言っても大丈夫なのかな?」



「多分、ココで貴女が話をしたからと言って、何かが変わるとは思えませんし」
「…大丈夫でしょう。」



「そうですか…じゃあ―――。」










私は、リボーンの大体のあらすじを、骸さんに簡単に話した。
でも、骸さんの姿からして…
中学生〜高校生の間ぐらいかな?と思ったので、
話す内容はリング戦までで…止めておいた。

未来の話なんて、
…きっと聞かない方が良いと思うから。












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あきゅろす。
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