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はじめまして、さようなら。
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桜の花自体は、そんなに好きではなかった。
というか、花弁だけを認識したことはなかったのだと、
僕は、今、知った。
この学校の桜にしても、
どこの桜にしても、
僕はいつもその、幹や枝や葉と花弁とのコントラストを
美しいと感じていたのだと、しみじみと思った。
だけど、
今、
ただ舞っているだけの無数の花弁が、
とてもとても美しいと思った。

藤坂に、教えて貰った桜の美しさを、
僕は絶対に一生、忘れないと思った。


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あきゅろす。
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