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はじめまして、さようなら。
7
全部話し終わって、ふう。と息を吐くと、
藤坂も息を吐いた気配が電話越しに伝わった。
ひやり。と
急速に冬の空気を思い出した。
調子に乗って、
本当の事を話してしまった後悔が、
自分の体温で温めた布団に包まっていた僕を、
急速に凍えさせていった。
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