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はじめまして、さようなら。
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そんな僕にとって、今まで捕らわれていた夢は、
あまりにトラウマを刺激してやまないもので。

不愉快な、不愉快な汗をかいていた。

まだ手足に、
あの、ぬめぬめとした、
水や魚の感触がまとわりついているようだった。

今何時かと確認しようと、枕元の携帯に手を伸ばすと、
ちかちかと、メールの受信を知らせる緑色の光が、
薄暗い部屋で僕を必死に
現実へと呼び戻そうとしているように光っていた。

画面を開くと、藤坂からだった。
 藤坂 泰介 の文字が目に写るだけで、
心臓がちゃんと動いている事が分かった。




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