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はじめまして、さようなら。
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おかげさまで、
13歳、中学1年生で初恋を自覚した僕だったけれど、
ここは、いたって普通の共学の公立中学校で、
僕は男で、藤坂も男で。
藤坂のせいで、
溜息をつくことが多くなった気がする。
季節は、まだまだ気温は高いながらも、
時折涼やかな風が吹くようになり、
ゆっくりと秋に変わろうとしていた。
藤坂の生まれた季節に。
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