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はじめまして、さようなら。
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冷房の効いた部屋の窓から見える外は、
CGみたいに、とんでもなく眩しくて、
とんでもなく暑そうだった。

なんで、夏は、こんなに原色的な季節なんだろうか。

昼間は、強烈な光をどこにもかしこにも振りまいて、
逃げても逃げても突き刺さるくせに、
夏の夕方は、あまりにもあっけなくて、
縋りつこうともしない潔さに、
置いてけぼりにされるから。

僕は、夏が、嫌いだ。

だけど、

藤坂は、夏が好きそうだな。
なんて思った。





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