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男前なんかじゃない!!2
bR(Side.柑橘トリオ)

 俺等、仲良し柑橘トリオ♪ダークに所属してまぁーす!!学園では、もちろん、風紀委員に所属しているよ!←補足して、四ツ谷学園高等部1年でーす。

 『柑橘トリオ』命名は、ダーク副総長、池田良人。

 池田良人は、平凡と見せかけて、人一倍…いや、ダークの中で一番喧嘩好き。歩く(喧嘩)祭り好き、喧嘩あるとこ池田良人アリ!と言わしめる人だ。

 そんな、副総長に命名され逆らえるはずもない俺等は、それを甘受することにした。(((俺等、ダークの下端だし、逆らえる訳ねーじゃん!!)))



 ちなみに、柑橘トリオは。
 1.「レモン」こと、金髪に髪を染める際、なぜかレモン色にそまってしまい、そう呼ばれるようになってしまった、ボケ担当の男。

 2.「ミカン」こと両親に外国の血が混じっていて、瞳の色がビミョーなミカン色になっているため、そう呼ばれるようになってしまった、突っ込み担当の男。

 3.「ユズ」こと、苗字が『柚木』のためそう呼ばれることになってしまった、レモン以上の大ボケの男。

 以上で、結成された3名の下端トリオだ。何気に、ダーク内での呼び名は、これで定着している(涙)。



 上記↑は、只の前置きと思ってくれていい………。

 今のこの状況を現実逃避したいがためだ。



 木の枝から覗き見るとそこには………身をくねらせている結城生徒会長。

 それに唖然としながらも、現実を受け入れられない良人副総長はなぜか、俺達に凄んで現状を教えろっと吠える。

「えっと、『身をくねらせて、ピンク』になっている、結城会長?」

「ば、馬鹿!レモン、そんなはっきり言うな!」

「そうだぞ、レモン、ミカンの言うとおりだ!この場合は、結城会長は『乙女モード全開で、何かを激しく妄想中!』だと言うべきだ!!」

「………ユズの大馬鹿…そっちのほうがまずいだろ…」



 俺等の回答から、副総長は現実を理解してくれたように感じ………る?

「はぁー!これが現実だと言うのかぁー?結城会長だぞー!!クールが制服着て、無表情で僕達のことなど虫けらくらいしか思っていない、結城会長がこんなはずないじゃねーかぁー!?」※不良口調というより、やーさん口調だと思って下さい。

「「「ヒィィィ!!」」」

「それとも何かぁ〜!結城会長は、実はピーでピーがピーだってのかぁ〜!!そんな、ふざけたこと抜かしているなら、ついでにお前たちもピーをピーして口にでも詰めてやろーかあぁぁぁ!?」※上記※印と以下同文。ピーは想像に任せます。

「お、ゆるし〜おぉぉぉぉーーー!!」

「ふく、副総長落ち着いて下さい!!」

「はっ!これが落ち着いてられっかっ!?」

「副総長、こんなに騒がしくしては、俺達の仕事である『陰ながら結城会長を守ろう!』の任務が失敗して………」



 目が合った………。

 当たり前だが、この場には、俺等柑橘トリオ&副総長。

 そして、数メールと先には風紀委員(総長除外)が守るべき対象物である、結城生徒会長様がいる訳で………。


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あきゅろす。
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