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恋文〜君に贈る言葉〜
龍司…

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SIDE 優斗

どうしよう…
すみません、3回目ですね。まあ無事に晴れて氷室さんと恋人になりました。
幸せなんだけど…

『『氷室さん』じゃなくて『龍司』って呼べ。』

と言われてしまいました…。

「で、でも…天下の氷室さんを呼び捨てだなんて…。」

僕はピンクのパンダのぬいぐるみ、リンリンを抱きしめながら悩んでいた。(誰だ、今笑った奴!!)

「うぅ…やっぱりあの手しかない。」

僕は明日のために計画を打った。


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「優斗〜、龍司くん来てるわよ〜。」
「来たか…。」

運命の朝。

僕はやっぱりあまり寝付けなくて寝不足。でも今日の日のために一生懸命リンリンと練習をした。

「おはよう、ユウ。」

うっ…なんかいつにもまして輝いて見えるよ…。

「お、おはようございます…あっ!!」

バカバカ―!!いきなり敬語言っちゃうなんて!!

「まあ今のは聞かなかったことにする。で?俺の名前は?」
「えっ?…えっと〜///」

顔が真っ赤に染まっていくのが分かる。頑張れ!!立花優斗!!リンリンが応援してるぞ!!

「りゅ…りゅ…///」
「ん?」
「りゅ…龍司…「ユウ///」さん…。」

・・・・。

だって無理なんだもん!!だって…だって…

「は、恥ずかしいよ〜」

僕は顔を手で隠した。

「っ!!///トイレ借りますっ!!」

と龍司さんは母さんに言ってトイレに向かった。

「あれ?龍司さん?」

自分の世界に入っていた僕は龍司さんの姿がなくなっていたことに気がついた。

「男の子にも色々事情があるのよ。」

と母さんは言っていたけど…どうしたんだろう?龍司さん…(←ユウの中で決定)

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あきゅろす。
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