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恋文〜君に贈る言葉〜
幼なじみの特権

SIDE 和臣

「ユウ〜!!」
「和臣〜!!」

ユウが教室に入ると、抱きついた。ユウも抱きつき返したからさらに抱きしめた。

「無事だったんだな、ユウ。氷室龍司になにかされなかったか?」

かあぁぁ//////

「ん?ユウ?」
「な、なななななにもされてないよ、うん。/////」

怪しい〜

「そうか?あぁ、そうだ。あのさ、今日放課後一緒に飯食いに行こうぜ!!」
「やった――っ!!行く・・・。」

久し振りだから俺が奢ってやろうっと!!そう思っていると、

「やっ、やっぱりやめとく・・・。」

あれ?なんかあんのか?

「そうか・・・。しゃあねえな。だったら一緒に帰ろうぜ。」
「え!?あ、いや・・・その・・・。」

あれあれ?

「どうかした?用事あんの?」
「え?あっ、そ、そう!!用事があるんだ。うん・・・。」
「なら仕方ねえな。」

と言ったものの諦めないのが俺。意地でも一緒に帰ってやろうっと(黒笑)

「かか和臣、今日家に泊まりなよ!!今日親いないし、夕飯でもご馳走するよ。」

え?思わぬ逆ナン!!

「マジで?やった―――っ!!俺、ユウの手料理大好き!!特にオムライス!!」

そう言って抱きついている様子を見て、他のクラスメイトはほのぼのしている。
このクラスでユウと俺が付き合っているに違いないという噂が流れているのは、ユウ以外の全クラス。まあ、別に悪い気しないけどね。



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