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裏切りと真実
【20】〜ナミside〜



船を降りてから私たちは別れて行動することになった。



あたしはロビンとゾロと一緒に買い物とか。

サンジくんは食料の調達にブルックと行った。

残りのウソップ、ルフィ、チョッパー、フランキーの四人は自由に行きたいとこに行った。

フランキーを入れてよかった。

あいつらだけだとバラバラになっちゃうからね…






ロビン「どこから行きましょうか?」

ナミ「そうねぇ…あたしこの島の人に聞きたいことがあるわ」

ロビン「あら、わたしもよ」

ゾロ「俺も一緒に行動すんのかよ…」

ナミ「当たり前でしょ。誰が荷物持つのよ」

ゾロ「荷物持ちかよ…」


あたしたちは天空島の街に向かった。





ナミ「ロビン、舞がこの島に来たくならない理由ってなんだと思う?」

あたしは歩きながら隣にいるロビンに聞いた。


ロビン「この島をよく知っているって考えるのが妥当ね」

ナミ「舞には悪いけど今から聞きまくるわよ」

ロビン「えぇ。賛成よ」










あたしたちが最初に来た場所は小さな喫茶店。

お腹がすいていたこともありまずは何か食べることにした。




店員「いらっしゃい」


あたしたちはカウンター席に案内された。


店員の人は老夫婦とその娘らしき女の人。


おじさんの方は厨房で料理を作っていておばさんと娘さんは接客をしている。



おばさん「ご注文は?」

ナミ「えっと…なんかオススメ3つ」

おばさん「はいよ」


注文をとってくれたおばさんに思い切って聞いてみることにした。


ナミ「あの…聞きたいことがあるんだけどいいかしら?」

おばさん「ん?なんだい?」


ナミ「この島って今、奴隷制度あるの?」

おばさん「あぁ。今はもうないよ。たしかあれは8年前だったかな…そのときになくなったよ。まぁなんというか自然消滅のような感じじゃな」


ナミ「自然消滅?8年前何があったの?」


おばさん「あんまり言っていいもんじゃないからのー………」

ナミ「お願い!」


あたしは手を合わせてお願いした。


おばさん「仕方ない。話してやるよ」





そこから私たちは衝撃的なことを聞く。



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