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裏切りと真実
【9】

船に乗ってから1ヶ月がたとうとしている。

そして私たちはある島に上陸中である。


私は島に行く気がせず船にいた。

ロビンも最初の1日は島にある町に行ったようだが次の日からは船でずっと本を読んでいる。


そうなんだ、この島についてからもう3日たっている。

正直もう海に出たい。


でもログがたまんないみたいだから仕方ないよね。



ロビン「あなたは島に行かないのね」

甲板のイスに座って本を読むロビンが海を眺める私に言った。

舞「うん今少し海を見ていたくてね」


ロビン「本当の理由は?」

舞「え?」


本を見たままロビンが私に言う。


ロビン「帰りたいのかしら?海軍に…」


舞「あら…知ってたの?」


ロビン「あなた有名よ。」



嬉しそうに笑いながらロビンは言う。



舞「あんなとこ…二度と行かないわよ……。町に行くね



私は逃げるように船から降り町に向かった。

ほんとは行く気がしなかったがロビンにあのことを聞かれるのがとてつもなく嫌だったんだ。


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あきゅろす。
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