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沖神小説





顔を合わせたら喧嘩ばかり。

まぁ、それでもよかったんだけど。

でも“あれ”があってから自分が怖くなった。


「神楽ちゃん。今日牛乳買ってきてくれる?シチューだから」

「分かったアルー!」

シチュー好きだし、眼鏡に言われたらちょっとイラッてきたけども。

なんか眼鏡にパシられた気分。

「♪〜♪」

演歌の歌を歌いながら歩く。


すると立ち止まって壁に隠れる。

沖田がいた。

奴とは顔を合わせたら喧嘩ばかりするから。


……だけど。

吉原(あれ)があって自分が怖くなった。

だから、もし自分じゃない、“理性も知性も”ふっとんだ“自分”。

だから、もし奴を殺したら?

私はどうなるアルか。









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あきゅろす。
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