華夜
選ぶべき道(土→←銀→高)
※高杉は出ません
―お前の側にずっといる―
そう言ったのに……
お前は俺の前から消えたんだ。
「……とき、おいっ銀時」
「っ!!あ、なになに?聞いてなかった」
―くそっ。今日はせっかく土方が来てくれたのに…。
またアイツのことを……。
「なんか顔色わりぃぞ。今日はもう休め。」
「…うん。ごめんね……。」
そう言って玄関まで見送る。
土方は銀時を抱き寄せチュッと軽くキスをした。
「…じゃあな。」
「うん//ばいばい。」
笑顔で手を振る。
パタンというドアの閉まる音で銀時の笑顔がふっと消えた。
銀時はいつものソファーに座っていた。土方になんともいえぬ罪悪感を感じながら。
―俺は土方の恋人。土方が好きだ。
そう。決してアイツ……高杉の変わりなんかじゃない…。
だが、高杉が忘れられないのも事実。
もうどれくらい会ってないだろう。
俺はずっと高杉が来るのを待ってた。
でももう…待つのは疲れたんだ。
ツゥーと銀時の頬に一筋の涙が流れた…。
―続く―
今回高杉は名前だけの出演でした(笑)
最終的に土銀にするか高銀にするかまだわかりません(^。^;)
ここまで読んで下さってありがとうございました。
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