ロストウォーリア短編 ぬこになりたいの/すーぱーぬこになりたいパロ【唯凪】 鍛練を頑張ろうと思ってもやる気が出ず、本の中のショタを愛でたりコスプレを作ったり。 そんな風にサボっているからか、それとも元から僕の攻撃が下手なのか、戦果を上げられない。 でもめんどくさい、戦いとかやりたくない…。そういう面倒事を横目で見ていられるような生活がしたい…。 いっそぬこにでもなってしまおうか 目が覚めると、僕はぬこだった。 ふわふわもふもふのぬこの耳は、コスプレで作ったものよりも遥かに手触りが良い。尻尾は…触ってみると、おかしくなっちゃいそうな感覚が脳を支配する。 「にゃ…ん、ここ、弱いのかも…」 すぐに自分の弱点を把握できた。案外エロ同人のケモ耳娘と変わらないのかも。 「それにしても…とっても暇だなぁ…」 ぬこといえど普通の自分に耳と尻尾がある程度。これで外出したって、コスプレで通せるだろう。 「ぬこの世界って、意外と思ってたのより普通だ…」 数年目の夏。 今後、彼が人間社会を変えていく …かもしれないことは まだ誰も知る由もない…? [*前へ] |