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ロストウォーリア短編
裏撮影【モブメグ】*
今日は久々の「キミ×めゆ撮影会」。
その内容とは、スタジオの一部屋を貸し切り、普段ならできない距離の近い交流を行うというもの。
内容が内容なので招待できるファンは少ない。加えて金額も高いので、なかなか行けないものである。
限度はあるが、ファンはどんなことをしてもいい。捺芽遊こと唯凪は、なるべく全ての要求に応えるよう努めている。

午後5時。最後の一人を部屋へと迎え入れると、早速コスプレの種類を選んでもらう。
2着選べるので、彼の指はメイド服とスク水を示した。
「わかりました!着替えてきます!」
ほんの2,3分でメイド姿になった唯凪を、彼はよく似合うと褒めた。
さらに、写りもよかったためか、嬉しさと感動で彼は唯凪を抱きしめる。
プラスなことを言われると、つい気分が上がる唯凪。次第におかしくなる頼みにも気づかずに、唯凪は…。

「じゃあ次は、お尻をこっちに向けてみようか」
「はい!」
後ろ姿を撮るのかと思い、腰の辺りを軽く突き出す唯凪。
カメラはかなり下のほうにあったが、パンツを撮られることくらい慣れていたので、何とも思わなかった。
しゃがんだり、軽く足を開いたり。白を基調とした女性らしい下着を上手く魅せていった。
フラッシュとシャッター音が響く。これでこのポーズは終わりかな、次はどうしよう、と唯凪は考えていた。
「すごくよかったよ、次は胸元をはだけさせてみて」
個室撮影だし、イベントではできない露出系の格好も断らない。それどころか、
「ブラはあるかないか、どちらがいいですか?」
と、好みの質問もしてくる。
「あー、あったほうがいいね」
「わかりました!」
ブラウスのボタンを3つほど外し、初めはブラを整えたまま、次にちょっと乱して。少しずつ照れの入った表情になるよう作っていく。
4枚ほど撮ったところで、
「次がこのポーズ最後。タイマーと連写で撮るね」
と彼は言う。カメラをセットすると、唯凪の後ろに回り込み、いきなり胸元の突起を触り始める。
「ひゃあ、あっ…か、感じて…」
勝手に腰が動いてしまい、顔は赤くなっていく。連写で撮れる枚数は50。それまで必死に被写体として写ろうとした。
「はぁ、はぁ…すごく気持ちよかったですよ…」
「めゆちゃん、腰の動きが物凄くリアルだったよ。「初めて」を体験している少女みたいに…」
「ありがとうございます…」
その後も半脱ぎや下着のみで撮影したりしたが、それもファンの嗜好だと断らなかった。
すると、残り時間は半分を切っていた。
「そろそろ着替えようか、スク水に」
「はい!」
下着からの着替えだったので、1分もかけずにスク水姿になっていた。
より多くの人が萌えるらしい旧式で、慎ましい胸元には白ゼッケンに「なつめ」とかかれている。
股の辺りが少しだけ目立っているが、それさえなければ少女にしか見えない。
「あれ、めゆちゃんのここ大きいね…さっきので興奮しちゃった?」
「ご、ごめんなさい…」
「いや、いいんだ。それが撮りたいから」
またもや下の方からカメラで撮影していく彼。女の子にはないものが撮りたいという気持ちもわかるので、言うことに従いポーズをきめていった。
十数枚は撮っただろう時に、彼はカメラをそばにあった机に置いた。
「一旦撮影はお休み。マッサージしてあげるね」
彼はそう言うと、唯凪のものを扱きはじめた。
「あっ、や、やめっ…!」
次第に大きくなる一物と快感。先ほどのように腰を揺らし、刺激に耐えている表情を見せる。
スク水の中で、唯凪のそれは窮屈そうに布を押し上げる。
「いや、だ…こんなの…」
「こんなに気持ち良さそうなのに…本当にやめてほしいのか?」
余裕そうに彼が言う。首を横に振ろうとしたが、求めてしまう身体は上下に動かした。
「そうか…めゆちゃんは正直でいい子なんだね」
その瞬間、彼はさらに強く唯凪のものを揉み出す。
先走りが滲み始め、後ろを濡らし、スク水にシミを作っていった。
「誰に調教されてるのかわからないけど、なかなか良さそうだ……ほら、スク水脱ごうか」
「は、はい…!」
彼の顔からは優しさが消え、獣のような恐ろしさが垣間見えた。
全裸の唯凪に対し、彼は何やらバイブのようなものを持って近寄ってくる。
「俺様のものを挿れちまうと、片付けが大変だもんな。仕方ねぇからこれで勘弁してやる」
「い、挿れて…くださるんですか?」
何をしてもよい、だからこそ全てを受け入れる義務がある。
嫌な顔を見せないように、唯凪は必死に相手をする。
「じゃあ、強でいくな…俺がお前を壊したっていいだろ?」
指も挿入していないのに、いきなりバイブをねじ込んでいく。
「あああっ…!これ、いい…」
唯凪の後ろは開発途中だ。バイブをしっかりと締め付けて離さない。
身体中を跳ねさせ、快楽に溺れた姿を見て、彼はカメラを向けた。
「淫乱だねぇ…じゃ、ビデオ撮影、始めまーす」
「ひゃん、お、お願い…」
「何だ?聞こえないけど」
「お願い…します…!」
メスの表情で快感にしがみつく唯凪。その全身、顔、局部…余すことなく彼のビデオカメラは映していく。
「もっと…気持ち、よく…して…ください!」
「仕方ねぇな…もう一本だけ追加してやる」
取り出したのは同じ種類のバイブ。しかし、動き方の設定を変えている。
まだ挿れることはできる唯凪の後ろにそれを突っ込むと、最初の絶頂を迎え、さらに夢中になっていく。
「あぁん、もっと…」
「だめだ…全く、我慢が足りないな」
「ごめん、なさい…あんっ、あっ」
体力はまだ有り余っているようだ。それに比べて与えられる快感が少ないのか、自分のものも触ったりしている。
「今、とても、気持ちいい、です……っ、あぁっ、イっちゃう…!あああっ!」
2度目に唯凪の自身が白濁液を吐き出したとき、彼は何かに気づく。
「………くそっ、時間切れか」
彼は目を閉じている唯凪に挿したバイブを強引に抜き、部屋に飛散した液体も拭かずに去っていった。

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あきゅろす。
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