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ロストウォーリア短編
イベント会場の更衣室にて【はゆメグ】*
今日は世界でも最高の規模を誇る、アニメやマンガのイベントがある。
グッズや同人誌を買いに来る者、それらを売る者など、様々な人たちが会場に入っていく。
中にはコスプレ姿を披露する者もいて、そんな彼らはかなり目立っている。

会場には広い更衣室が12,3部屋ある。
その格好で行き帰りができないような際どい服装だったり、家族や隣人にコスプレがバレたくないという人が利用するためだ。
その中に、二人はいた。
黒髪ロングツインテールのウィッグと美少女ゲーム風の女子用制服を身につけた少年、茶髪に同じ学園の男性の制服という姿の少年。まさにゲームの中から出てきた主人公とヒロインである。
しばらくはお互いの仕上がりを褒め合ったりしていたのだが、いきなり彼女役の少年の様子がおかしくなる。
「ねえ、興奮してきちゃった…鎮めて?」
「いきなり何?どうしてほしいの?」
上目遣いでお願いしても、そう簡単に彼は応えない。
恥ずかしい言葉を言わせるために何も知らないふりをしてくる。
「ぼ、僕の…舐めて…?」
赤面しながら小声で言うと、ようやくその気になってくれた。
「仕方ないな…少しだけね」
茶髪をずれないように整えてから、相手の下着を脱がせていく。その手つきはかなり慣れていた。
「ん…ふっ、ちゅ…」
「んっ、あ…んぅ…すごく、良いよ」
声を必死に堪えながら感想を言う少年。そんな姿にそそられたのか、彼氏役の少年はさらに責め立てていく。
「ん、じゅるっ…きもひいれふか?」
「あっ、ん、んひゃぁ…っ」
「んっ………声、聞こえちゃうよ」
一際大きな声をあげる彼女のほうに注意をし、行為を再開する彼。
彼女役の少年は、その技に酔いしれているようだ。
「あんっ、もう…出る…」
頂まで上り詰めようとしている相手に、彼は優しく声をかける。
「いいよ、口の中でも」
「んっ、んぁあああああっ…!」
先から出た液体を彼氏側がきれいに飲み干すと、まだ終わりたくないといった様子で言う。
「…美味しかったよ。次は…2人でやろう」
そう言うと、彼も衣服を脱いでいく。何をするのか理解した彼女は、寝転んで自分の上に乗るように言った。
2人はそれぞれ相手のモノをくわえたり舐めたり扱いたりしだす。
「ん、ふぁ…んぅ…ぐちゅっ…」
「はぁ…あっ、ん…」
犯される感覚を味わいながら、相手を犯していく。それが、何よりの快感だった。
「んぁ、はぁ…果てちゃいそう…」
「まだイけるの?元気だねえ」
出したいというと、彼は馬鹿にしたような笑みを浮かべる。
しかし、彼も絶頂は近かったようだ。
「あっ、あ、もう、イっ…!」
「ん、僕もっ…ああっ!」
同時に達し、相手の液を飲み込む。なぜか息が合っていた。
二人とも多量に吐き出したはずだが、上手く口で受け止め、また入りきらなかったものは床に飛散しているため、衣装への汚れは見受けられなかった。
白濁のついた自身を見つめながら、女装少年は言う。
「はぁ…き、綺麗に…しなきゃね…」
「それじゃあもう一回、舐める?今度はイっちゃダメだよ」

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あきゅろす。
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