ロストウォーリア短編 理科室は放課後に使いましょう/学パロ【はゆメグ】* 放課後の理科室。 そこには誰もいないはず―否、誰かがいてはいけないはずなのだが、教卓に隠れたふたつの影は確かに存在している。 「あっ、ん…や、やだぁ」 「何が嫌なの?ここも大きくなってきてるのにさ…」 制服越しに唯凪自身を撫でる。それはもうすでに主張して布を押し上げている。 「あっ…あぁ…」 隼遊がそれに触れると、か細い声で喘ぐ唯凪。 嫌がる言動とは裏腹、こんなのでは足りないと身体は求める。 「メグのここ、もっとして…って言ってるよ」 「あっ、あんっ…ちがっ…」 「違くない。もう完全に勃ってるじゃん」 刹那、唯凪のベルトは外され、唯凪そのものを覆うものは脱がされる。 現れたそれからは、蜜が溢れていた。 「メグはやらしいな、本当に…」 隼遊はそう言うなり唯凪のそれを舐める。 わざと水音を立てながら、全体をまんべんなく口内でいたぶる。 「あっ、あぁ…」 「ふへ、めうのあふい…」 くわえているせいで滑舌はよくないが、唯凪には伝わったようで顔を赤くする。 そのまま裏筋を舐めると身体を大きく反らした。ここが一番感じる場所だと隼遊は判断したようで、そこを重点的に責めてみたり、たまにわざと休ませたりする。 すると、早くも唯凪の限界は近いようだ。 「あっ、あ、もう、口にっ…あっ、出し、たいっ…」 「まだダメだよ」 目に涙を浮かべさらなる快楽をねだる唯凪に対し、隼遊は口を離し絶頂させないようにする。 それでもなお大きくなった自身は次の行為を待ちわびるようだ。 「あぁっ…や、やだ…」 「嫌?やめたいの?」 「違う…もっと、欲しいの…」 唯凪は息も絶え絶えに懇願するが、知らない振りをして理科室から去ろうとする隼遊。 「へえ…じゃあ、一人で慰めてな」 そう言い残してここから出ていく隼遊。 理科室に一人取り残された唯凪は、仕方なく自慰行為を始める。 後ろに手をかけて指を挿れようとするが、なかなかうまくいかない。やっと挿れることができても、動かし方が下手くそなせいで快感を感じられなかった。 ただ運動への疲れだけが出てきて、それでも中途半端にその気にさせられた自分の奥は疼き、何を目的にしているのかもわからなくなる。 「戻って、きて…はゆたん…はぁ、あっ…」 「本当、仕方ない奴だなぁ…」 一番聞いてきた声が、そばで聞こえた。それが嬉しくて嬉しくて仕方がなかった。 「はゆたん…はゆたん!!」 入ってきた途端、唯凪は隼遊に抱きついた。 「ずっとメグは上手くならないよね…あの後もずっと聞いてたけど声でわかる」 「何それ…ひどい。でもはゆたんだからいいけど」 そんな会話を交わしながら、隼遊も下を脱ぎ、教卓の後ろ―ドアの死角となるところに唯凪を押し倒す。 「もう誰かが来ても知らないから…」 「ちょっと困るけど、はゆたんとできるならいいや」 そう話した直後、ふたつの影は重なった。 [*前へ][次へ#] |