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縛られたまま激しく動いたあとだけに痺れてうまく動かせないがなんとか旭の背中にもっていく希望どおり抱きしめてみる。
「はぁ…からかうだけのつもりだったのにな…」
「えっ…、なにが…?」
俺の胸に顔を埋めて旭は呟く。
「だいたいおまえがアレ見つけるのが悪いんだからからな!俺誰かにしてるところ見せるの大好きだからとまらなくなっちまったじゃねぇか!!」
さっきまで見つかったことを気にしてなかったはずなのに突然拗ねたよう口調になる。
「ごめん…でも、さっきまで気にしてなかったのに突然なんで…?」
「あんなことにしたんだぞ。気持ち悪いとかなかったのかよ?」
うっ、そりゃ……
そうでしたけど…でも…
「始めはびっくりしたし起ちかけたちんことか怖いとか思ったけど…旭の色っぽさに気にならなくなったというか…」
がしっと肩を掴み向かいあった上で言ってみたのはいいけれど…
なんかこういうのって相手に言うのって恥ずかしいっつーか…
羞恥心に耐え切れず目を泳がす俺の答えに旭は笑う。
「そんなに、色っぽかった?そういえば、おまえギンギンに起たせてもんな!かわいいかったよ」
「なっ…かわっ…!?旭だってすごかったじゃねぇか!だいたい、見られるの大好きとか玩具入れたまま俺の入れたりとかおまえ変態だろ!!」
ヤバい…一気にまくし立てて酸素が足りない…
息を切らせる俺を見て旭がなにかありそうな含み笑いを浮かべた。
「ああ。でも、変態に襲われて感じる方も変態ってよく言うじゃん。なぁ 、ここは変態同士付き合おうぜ」
今日何度目かわからない旭の爆弾発言に絶句する。
「女とするよりいい思いさせてやるよ。おまえのこと好きだし…」
「…!!好きって…んんっ…」
どういう意味で言ってんの!!
聞いてみようにも唇を塞がれ聞けない。
それどころか、押し倒され2ラウンド目に突入する頃には友達として俺も旭のこと好きだし付き合うのもいっかという気持ちになってきた。
それが、幸せなんだろ。
end
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