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本能には忠実に

「んっ…は、ぁ…」


白い首筋に吸い付くと、真っ赤な痕が咲く。
私のものという証のようで笑みが零れた。

でも今日はそれだけじゃ満足できないわ。



下からキャミソールの中に手を滑り込ませて、
ブラの上から少し強く揉むと小さく声をあげた。

不安げに見つめる淡い栗色の瞳と目が合う。
頬を赤く染め、少し息が荒くなっている。

その表情と甘い声が、私の理性を粉々に砕いていく。



もっと声が聞きたくて、ブラのホックを外しキャミソールごと脱がす。

あらわになった形のいい胸を片手で揉み、もう片方は舌を滑らす。

敏感な部分を避けながら。

「んっ、ロビ…や、やぁ…」

焦らされて身をよじる彼女。
可愛くてまだ触れていなかった突起に噛み付くと、ビクッと体を震わせた。

舌で先端を転がすと、甘い声が部屋中に響き渡る。

「あっ、あん、だ、め…あぁあ!」

片方は指の間で先端を刺激しながら、唇でちゅううと吸うと背中を弓なりのように浮かせた。

それに満足したら、今度は胸から下腹部へと指先を滑らせて。
ショートパンツを素早く脱がし、太股を撫でる。
細く白い、すべすべした太股。
あんな堂々と晒して…。

太股に一つ、二つとまた痕を残す。
これでもう短いのは穿けないわね。


掌でわざといやらしく撫でまわすと、不満そうな顔で私を見る。

「はっ、あ、ろび・・・」
「ふふ、どうしたの?」
「も、おねが・・・」
「ちゃんと言って?ナミ」
「っ…」


顔を真っ赤にして俯いている。
どうしほしいの?と耳元で囁くと、ふるふる震える。
どうしても言いたくないらしい。

でも、そんな強がりも長く続かない。
暫く黙っていた彼女は、そっと顔を上げて。


「ろ、び…触っ、て…」

大粒の涙を流しながら、ぎゅうと首に腕を回しておねだり。
結局彼女は私には逆らえない。


「ふふ、お利口ね」
「ひゃぁ…!」

下着を横にずらして、裂け目をなぞるとくちゅっとそこは十分に濡れていた。

往復させると一層声が上がる。
くちゅくちゅといやらしい音が脳を麻痺させる。



中指と薬指を中に沈めるときゅぅうと締め付けられた。
悦び離すまいとしてるみたいで、気持ちが高ぶる。

そのまま前後に動かした。
激しくしたり、イきそうになればゆっくり焦らす。

簡単になんてイかせてあげない。
だってこれは無防備な彼女へのお仕置き。


「あっ、んあ、はぁ…ぁ!」
「皆の前であんなに足を出して…」
「ひっ…あぁ、あっ、ろび…」

「私が欲情しないと思った?」
「やぁ…だ、め…あぁ、あっ!」
「それとも誘ってたの?」
「ぁ…はぁっ、ちが…あぁん!」

「ねぇ、ナミ…」

快感に耐えながら、顔をふるふると振る彼女。
可愛いけれど、まだだめ。


「ろび、んっ、ごめ、んなさ…あぁ!」
「もう、私以外に見せてはだめよ」


回してる腕の力を強めて、彼女は何度も頷く。
いい子ね、と呟いて深く口づける。
熱い舌が絡み合う。

同時に指を奥深くまで突き上げた。
激しく動かしながら、肉芽を親指で刺激する。


「んんっ!んぁ、あっ、あっ…んぅ!」
「ん…ナミ、愛してるわ」
「あぁ、あた、しも、あっ、あいして、ひやぁ!もう、いっ…あん!」
「イって、ナミ」
「あっ、やぁ、だめ…いっちゃ、う、の、あっ、あぁぁあ!」


一気に深く突いて、肉芽を強く押し付ける。
足ががくがくと揺らし、ぶるっと体を震わせ彼女は果てた。




ゆっくり指を抜いて、たっぷりついた彼女の愛液を舐める。
一滴たりとも逃さない。
全部、全部、私のもの。

果てたばかりで息も絶え絶えな彼女が、私の指を見つめる。

「はぁ…きたない…よ…」
「そんな事なんわ、とても美味しい」
「ばか…」

ぷいっとそっぽ向く彼女が可愛くて、濡れてない方の手で
顔をこっちに向かせ触れるだけのキスを交わす。

「ん…ろびん、大好き…」
「ナミちゃん…」

彼女はへらんと笑いながら、愛の言葉を囁く。
あぁ、もう、この子は…。


「ロビン?」
「…やっぱり今日は朝まで鳴いてもらいましょう」
「へ?ちょ…もう無理…ぁ!」



無自覚とういうのは本当に恐ろしい。
たった一言で、私の理性を簡単に壊してしまうのだから。


もっともっと鳴かせたくなる。
もっともっと触れたくなる。
もっともっと愛したくなる。

本能に忠実なったわね、私。
それもこれも、全部貴女のせい。

だから、ちゃんと責任取ってもらわないと、ね。





**********
「紙一重の理性と本能」の続きがみたいと言って頂いたので。
初、裏作品!
えっちぃのは久々に書きました。
ぐだぐだですが、楽しかった!

私もナミちゃんの太股触りたいです。(真顔)

2010.05.31



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